さあ、出発です!でもその前に、操作法を確認しながら駐車場内で慣らし運転してみましょう。
練習が終わったら、"Exit"のサインに従って出口へ。いよいよドライブのスタートです!
交通ルールは国によって異なるので、事前に確認する必要があります。アメリカでは、右側通行。 センターラインが常に自分の左側に来るように心がけて走りましょう。 交通ルールは州によって定められており、制限速度も異なるので、州を跨いでドライブする場合は注意しましょう。
前方を走っている黄色いスクールバスが停車し、赤いフラッシュライトを点滅したら、後続車はその場で停止しなければなりません。 また、対向車線でバスが停車した場合も、バス側面に"STOP"のサインが表示されるので、 停車してバスが走り出すまで待機しなければなりません。
アメリカでは、子供が車に乗車する際のカーシートの装着が義務づけられています。 州により年齢は異なりますが、12歳以下の子供は後部座席に座るよう、多くの州が規定しています。予約の際に必ず問い合わせましょう。
交通標識は世界中どこの国でも絵と数字で表示されており、共通のものもあるので、わかりやすくなっています。 警戒標識や禁止標識は赤枠で囲まれている場合が多いので、覚えておきましょう。
車を駐車する場合、有料駐車場、パーキングメーター、バレーパーキングなどの方法がありショッピングセンターなどには無料の駐車場が 完備されている場合もあります。駐車場を探す場合は、"P"や"Parking"等の標識を目印に進みましょう。
ホテルやレストランなどで正面のドライブウェイに入っていくと、係員が車を駐車スペースまで運んでくれるサービス。 料金先払いの場合は、その場で、後払いの場合は、車を持ってきてくれた時に払います。 係員へのチップは預ける時には不要。運んできてくれる時に必要です。
都心部などで、短時間の路上駐車に便利なのがパーキングメーター。メーターは残り時間を針で示すものと液晶表示の2種類。 駐車時間は場所によって異なり、コインはクォーター(¢25)、ダイム(¢10)、ニッケル(¢5)等が使えますが、クォーターのみの場合も あるので、投入前に確認しましょう。
チケットを取って出口で料金を支払う方式で、日本とほぼ同じ。レストランやショッピングモールでは、パーキングチケットの半券を 提示すれば、スタンプやシールを押してくれて、駐車料金が割引になるバリデーションサービスもあります。 短い時間でも車を離れる時は、ドアをロックし、コンバーチブルの屋根も閉めるのを忘れずに。
英語表記では、日本流の"ガソリンスタンド"ではなく、"ガスステーション(GS)"。ガソリンは、"GAS"。
日本でもセルフサービスの店は増えてきましたが、多少システムが異なるので注意しましょう。
アメリカの場合、車社会なので都市周辺ではGSの数も多くありますが、ダウンタウンや近郊の町、国立公園に行くと極端に少なくなるので
要注意。見つけたら早めの給油を心がけましょう。
※以下の動画はガソリン車の例です。
SELF表示のある給油機に車を横付けしましょう。
ノズルを給油口に差し込みます。グリップを握ると給油されます。
給油機でのクレジットカード払いも可能です。この際日本のクレジットカードが使えないこともあります。
満タンになるとノズルが握れなくなります。キャップの閉め忘れに注意。
クレジットカードが使えない場合や現金で払いたい場合は、スタンド内のキャッシャーでデポジットを支払います。
給油機でのクレジットカード払いの場合、レシートが給油機から出てきます。キャッシャーでの支払いの場合、給油量に応じて清算します。
ノズルを持ち上げて外し、給油するガソリンの種類を選びます。
パトカーが後方で赤と青のフラッシャーやサイレンで停止の指示をしたら、車を右に寄せて停車します。 フリーウエイなら、いちばん右の車線に移動し、路肩に寄せ、運転者はハンドルを握ったままじっとしていること(同乗者も同様)。 いきなりポケットやグローブボックスに手を伸ばすと、銃犯罪の多いアメリカでは、警官が警戒して銃を抜くことも。 落ち着いて警官の指示に従い、免許証やレンタル契約書の提示、違反内容に対する質問に丁寧に応えましょう。 罰金の額は、超過スピードによって異なります。
旅行者が気をつけなければならないのは、駐車違反。特にアメリカは取締りが厳しいので、要注意。 路上駐車をする場合は、パーキングメーターなどを利用しましょう。違反した場合、大抵、封筒に入れられたチケットが ワイパーに挟まれています。罰金の額は、駐車場所や違反内容によって異なります。チケット裏面に支払方法が記載されています。
万が一、事故に遭ったら、まず落ち着いて警察に連絡しましょう。 一般道なら、公衆電話、フリーウェイならCall Box内の緊急電話を利用します。アメリカの場合、全州共通で911。 ハワイでは日本語の対応も可。警察の指示に従い、事故処理番号を忘れずに聞きましょう。 相手がある場合は、氏名、住所、連絡先、車のナンバー、ドライバーライセンス番号、保険証番号を控えましょう。